昨今、ゆとり世代が社会人になったことで様々なメディアを通じてゆとり世代について取り上げられ、議論されています。
そんなゆとり世代の若者を上手く教育し、後輩と円滑な人間関係を築きあげ業務を進めていかなければなりません。
まず第一に、頭からゆとり世代だからと決めつけてかからないことです。新入社員にミスはつきものです。誰しも経験するでしょう。手取り足取り教えなければならない事に忙しいあなたはイライラとし「これだからゆとり世代は」と感じるかもしれません。
しかし、ゆとり教育を推進したのは現在社会を動かしている大人たちであり、教育方針のすべての責任を若者に押し付けていいという訳ではありません。
言い換えればゆとり世代の若者は時代の犠牲者であるともいえます。新入社員もゆとり世代という一言でかたずけてしまっては彼らがもっている力を生かせず台無しになってしまいます。価値観の違いを受け入れて、広い心で後輩に接することが必要です。
また、敬語を上手く使えない若者がいるケースもあります。そんなこともできないのかと思ってしまう方もいることでしょう。
しかし、業務に関係ないからといってほったらかしにしてはいけません。年齢問わず会社の一員となったのならば、その人は会社の顔であるのです。しっかりと職場で認められるマナーを身につけることこそ、新入社員がやりがいをもって仕事に取り組むきっかけとなり、向上心を生むことにつながるのです。
一言でゆとり世代が悪いと決めつけるのではなく、上手に人間関係を築いていきましょう。